永井本家のこだわり
永井本家のこだわり…それは、お酒へのこだわりです。
地域の特色、恵まれた環境を生かし、良質なお酒を醸しています。
酒米の最高峰「山田錦」「美山錦」「群馬県産 舞風」
山田錦は米粒が大きく光沢のある心白米で、
タンパク質の含量が少なく、吸水性・消化性が良いことから、
「はぜ込み」(米粒の中心部に麹菌糸が繁殖していく程度)
の良い麹ができるという優れた特長を持っています。
最高の原料米・山田錦を使用して造られたお酒は、
香味が良く、きめの細かいまろやかさを持った、
いわゆるコクのあるお酒になると言われます。
利根川を水源とする伏流水で仕上げる
谷川連峰、武尊山に抱かれた地は名水の宝庫。
良い酒は良い水から生まれると言われておりますが、
群馬の水は上毛三山(赤城山、榛名山、妙義山)などを水源とし、
清冽で豊かな水量を誇っております。
群馬の水源の水質は軟水が多く、日本酒の仕込みに最適で
口当たりの良い、柔らかい飲み口の酒ができます。
厳しくも豊かな自然環境が良い酒を醸します
■空気
日本酒は良い環境で醸すことが必要です。
上・信越の山々の雪雲の層を通り浄化された
群馬の澄んだ空気は、酒を造る微生物群を純粋に育ててくれます。
■気温
良い酒造りの条件には、低温の環境が必要です。
この低温で育成できる優良な微生物群が酒造りに関係し、
美味しい酒を造りだすのです。
群馬の酒造期間中の気温は低温で寒造りに最適です。
杜氏の経験と手間暇かけて造る伝統の味
酒質のもう一つの決め手である良質な原料米の精米歩合
(精米した白米の玄米に対する重量割合)を惜しみなく低くし、
手作りの伝統を守る優秀な杜氏の腕と努力により
“おいしい群馬の地酒”が生まれるのです。
この美味しさの為に惜しまぬ手間暇と永年守られた伝統こそが
日本酒の原点であると考え、今も尚こだわり守り続けています。